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 今朝行ってみるとちょうど祖父は薬を飲むところだったが、どうやら相当眠いらしかった。肩を叩いて起こしてもすぐ目を瞑ってしまう。だから薬を上手く飲み込めたか、毎度のことながら心配になる。

 祖母は薬用ゼリーと混ぜた排尿の漢方を祖父の口に運びながら、何故か自分にも一口。それを母が注意するもあまり気にした様子はなかった。母が曽祖母のいるホームを訪ねると伝えると、何か変わったことがあったのかと聞く。昨日祖母は母に曽祖母のお小遣いが無くなったので一万円を預けたが、そのことだとはピンと来なかったらしい。
 
 母の作ったちらし寿司を持って夕方に一人行く。祖母は海老と青菜の炒め物をしていた。最近は料理をするのが楽しいらしい。今日は両親の銀婚式だ、と伝えると驚いていた。すっかり忘れていた、ごめんね、おめでとうと伝えておいてと言われる。帰ってみると母にお祝いメールが届いていた。
 夕方の祖父はしっかりした表情でベッドに座っていた。ちらし寿司の入ったタッパーを両手でしっかり持てた。今日は両親の銀婚式で2人は結婚して25年だと言葉を変え変え伝えると、うううと泣き真似をする。メールに因れば箸を持ってちらし寿司を食べたとか。
 
 
 2年前の手帳によれば、世間は大阪都構想の投開票日だったらしい。
 祖父はまだ入院中。誰かお見舞いの人が見える予定だったが、結局現れなかったらしい。その人も闘病中のため祖父は気にかけていたらしい。私はせめて断りの電話を寄越せばいいのに、ひどい、かわいそうと書いている。