ごった

色々書きます

 精神科のM先生がどんどん痩せていかれている。元から痩身の人だけど、今日なんて骨の上に座っているのかと思ってしまうような太腿になっていた。頬骨も浮き出ていて声にも元気がなかった。心配である。

 M先生の顔色が芳しくないと少し前から見ていたけど、そういえば夏ごろ不自然な日程の休診があった。何かあったのかもしれない。

 でもM先生は煙草を吸うのを辞めていないみたい。ハイライトの箱が減っていっているから。

 

「一気に始めようとしないで少しずつやっていけばいいんですよ、そしたら自然に弾みがつきますからね。今から何をやっても無駄だと思わないようにね。」

 こんな当たり前のことですら、信頼している先生に言われるとそりゃそうだなと受け入れられることが不思議だ。だってもう10年も付き合ってもらっている。そりゃそうか。