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ディオール2019SS。ショー演出が舞台芸術のようで惹きつけられた。踊り続けるいのち、という感じ!
しかしなんというか、相変わらずキウリだなあという印象だった。今回のルックは直近のオートクチュールでも見たような感じがした。キウリとピッチョーリのヴァレンティノ時代が好きだっただけに、キウリのらしさが苦手というのはつらい。まあこれは単純に私の問題なんだけどね。
キウリのディオールはフェミニズムの代表のように扱われる。そして支持されているし注目もされている。ファッション通信だって何回か特集を組んでる。まあメゾンの大きさや資生堂との関係もあるかもだけど。
フェミニズムの難しさをキウリのディオールを見ていて思う。私はたとえ身長が高かったりリッチだったりしても、キウリのディオールを着たいとは思わない。私は女だけど、あのフェミニンさや柔らかさは好みではなくて、キウリのディオールと一緒になることは出来ない。フェミニズムをひとつで語ることは出来ないということ。この難しさを感じざるをえない。
キウリのディオールが取り上げられれば取り上げられるだけ、私はそれを好きじゃない!と言いたくなる。そこに括らないで欲しいと思う。言う必要はないのにね。
同じヴァレンティノでやっていたキウリとピッチョーリだけど、今キウリ好きとピッチョーリ好きは結構スパッと分かれているような気がする。気のせいかな?