ごった

色々書きます

 最近はまたもや本を読めない感じになりつつある。
 

 今月の100分で名著のテーマだったから手にしたけど今回は読めそうにない。読みやすいし父殺しに興味もあるんだけどな。
 130ページくらいしか読んでないし色々よく知らず何が言えるのかと言う感じだけど、フョードルと太宰治が重なってみえた。多分、道化を自覚していたり、だらしなかったりするからだと思う。太宰には恥ずかしがり屋・道化・インテリのイメージがある。ヴィヨンの妻の夫みたいな。でも凶暴なイメージもあるんだよね。これはどこからのものなんだろう。……カラマーゾフから脱線したな。それくらい読めていない。

 役者修行が本格化してきた第四章あたりから読むスピードがあがった。だからといって第一章がつまらないわけでは全くない。一章は雪と血と春とで仮名手本忠臣蔵のイメージが重なったな。
 この語り手はだれで何時の視点なんだろう。喜久雄の父親の敵の件がいつ喜久雄の前に詳らかになるのだろう。このあたりが気になる。あと今のところ組も歌舞伎も世襲にならなさそうなところも。