ごった

色々書きます

 なぜ私は今不安を忘れているのだろう。

 自分の内側に入っていなくて、遠くから自分を見ていないからか?ひとりになっていないからか?本を読んだり物質を買ったりして精神が俗物に向いているからか?

 勉強はしていないし、来週からはバイトが始まる。肉体は相変わらず入眠を遅らせているし、消灯することはできない。こういう事実は確かにある。

 自分は何かから目を逸らして今いるように思う。それを自覚しないようにしているから不安を感じていないのではないかと思う。

 不安を抱かない状態に気づくとどこかで怖さを感じる。また何かしっぺ返しが来る気がする。

 精神はギリギリで追い詰められていないとダメだと思う。でもそうしたら体は動けなくなる。

 

 私の文章をまとめる気がさらさらないことは大変問題である。

 

富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)

富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)

  • 作者:太宰 治
  • 発売日: 1957/05/06
  • メディア: 文庫
 

 

「東京八景」を読んだ。ついこの間まで「太宰治の手紙」を読んでいたが、太宰を分かるという心地は久しぶりだった。まさにI know the feeling. 永遠の少年のように、飛翔して落ちる。己を恥じているのに現実と乖離していく様が愚図に刺さるのだと思う。

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 誰が長期的な国家のグランドデザインを描いているんだろう。誰がそれを共有しているんだろうか。そんなものはあるのだろうか?

 

 国家への所属意識というか愛国心みたいなものはある程度自己愛と関わっていると思う。イデオロギーが中核をなす人もいるだろうけど。

 ひきこもっているわたしは所属できるところが少ないから、多分日本に良くあってほしいのだろうと思う。知らんけど。まあそうだと仮定して、それが歪んだ自己愛になってしまう時がこわい。

  すごいすごい、つよいつよい、すごすご、つよつよ、すごくてつよい。日本は特殊で特別なんだ、という番組を見るたび不愉快になる。気持ち悪い自己満足だと思う。

 

 別に発展しなくていい。このまま続いていってほしい。何も変わらず。ああ諸行無常の響きあり。鎖国したい。明治のような胆力はもうなくて、平和ボケした楽天家でしかいない。

 最近はもうわたしやわたしを構成する諸々は滅んでいくんだとしか考えられない。しかし悲しいかな、それは嫌だと思うのに立ち上がることはない。情け無い。牙を抜かれているようだ。国の衰退にこういう私の腐った精神が一役買ってしまう。これを嫌悪するけど、これだって本気じゃない。ああ。

 

 11月半ばから先週までに書いていた。肝心の面接のことは書かれていない。

 

 年末年始のバイトの面接に行ったがまだ採否が分からないでいる。

 まずウェブで申し込みをした。その後折り返し電話があるということでこちらの都合の良い時間帯を添えて送った。だがしかし直後に電話はかかってきた!翌日の午前中あたりに電話はくるだろうと予測していたから驚いた。電話では面接の日時や、バイトの申込書を郵送するから記入して面接時にもってくることなど伝えられた。最初に聞かれたのは居住地だったから交通費の有無についてまず確認したかったのかなと思った。申込書には出来るだけ勤務可能日数を多く記入するようにも言われた。シフトをあちらで組むかららしい。そりゃそうだ。

 

 採用通知ようやく来る。しかし同封されているはずのシフト表がない!どうなってんだ!

 仕方ないから電話して同封されていない旨伝える。えーみんなにも送ってないのかなあ、などと電話口でこぼす担当。シフト表を後日郵送する話で終了してくれてもよかったのに、折り返し電話をかけて下さって勤務日を伝えてくれた。自分のケータイ番号を伝えるのは中々緊張する。すぐ折り返すといったのに15分過ぎても電話なく、もしや電話番号伝え間違えたかと不安になる。しかし無事電話あり、大晦日以外は勤務日ということ分かる。ごめんねーといって担当は電話を切った。

 

 大丈夫なのか一部上場企業。

 

 シフト表2日遅れてくる。クリップで書類のミスを詫びる紙が留めてあった。しかしシフト表の読み方が分からない。予定では午後の3時間勤務なのだけど、勤務日に丸がしてあるのではなく、英数字が記されている。この英数字は一体どういう意味なのか注釈がない。私は電話した時に勤務日を聞いたからよかったけど、他の人は不安に感じたりしないのか?

 シフト表と一緒に振込先の案内も同封されていた。これも前回入れ忘れたのかな。

 

 採用通知の際に届いた、お給料の振込先と通勤方法を記入した書類を返送する。どうやら短期だけど社員の扱いらしい。社員コードを記入するフォームがあったけど、そんなものは知らされていないから無記入で出した。印鑑を印の上に思いっきり押してしまったがこれも知らん!

 

 投函した夜ポストをみるとまた何やら書類届いていた。勤務日初日にあるコンプライアンス研修の流れと勤務全体で気をつけることがプリントされていた。貴重品を置く会議室には鍵をかけないらしいことと、ケータイを持ち込んではいけないらしいことが気になった。これでは仮に夜8時頃まで残業があったら困るなあと思った。まあ多分現実には電源を落とす条件でケータイの持ち込みは可能になる気もするけどね。しかしお財布はどうしたらいいんだろうな。

 

 

 精神科のM先生がどんどん痩せていかれている。元から痩身の人だけど、今日なんて骨の上に座っているのかと思ってしまうような太腿になっていた。頬骨も浮き出ていて声にも元気がなかった。心配である。

 M先生の顔色が芳しくないと少し前から見ていたけど、そういえば夏ごろ不自然な日程の休診があった。何かあったのかもしれない。

 でもM先生は煙草を吸うのを辞めていないみたい。ハイライトの箱が減っていっているから。

 

「一気に始めようとしないで少しずつやっていけばいいんですよ、そしたら自然に弾みがつきますからね。今から何をやっても無駄だと思わないようにね。」

 こんな当たり前のことですら、信頼している先生に言われるとそりゃそうだなと受け入れられることが不思議だ。だってもう10年も付き合ってもらっている。そりゃそうか。

なぜ野党を支持しないか、と言われれば議論を深めることが出来ないから。しかし野党のこの議席数では自民公明維新が固まる限りどんな法案と衆参を通過していく。だからしっかりしてほしいわけだが、もはや与野党というより敵味方、信不信という構図にみえる。

なんとなくだけど安倍政権が続く間は支持者同士の対立も続く気がする。多分感情の点で認め合うことはむずかしいように思う。うーん。

 

来夏の選挙はどうなるかな。増税外国人労働者拡大で与党は見限られ、野党が議席をのばす。それとも毎度の審議拒否などで頼りにならないと野党が愛想を尽かされる。どっちもありそう。外交・国防の点で与党しかないとなるような気がするし、投票率自体が落ちるような気もする。

私自身は、消極的選択をしたり、政治への関心・情熱を失ってしまいそうでなんとなく嫌な気分がしている。

 ヴァレンティノ 2019ss。今回もピッチョーリらしいコレクションだったけれど、麦わら帽子を取り入れていた点が新鮮に感じられた。これまで羽や花をかぶったりほっかむりをしていたりしたけど、ウィメンズで帽子は珍しい気がする。気のせいかな。

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 黒や赤などの単色のルックが素敵だった。洗練されてしなやかでかっこいい。ピッチョーリの袖の膨らみや流れるように落ちるシルエットが好きなんだけれど、やはり単色のドレスで一番活きていると思う。

 

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 麦わら有りや華やかなドレスのルックはメイクがキラキラしていた。キラキラというよりラメやスパンコールっぽいけど、どうなっているんだろう。しかも唇だけではなくてアイシャドウとアイブロウまで!

 単色のシンプルなものはメイクも自然だった。オープニング・エンディング共通の黒のドレスにナチュラルなメイクの装いはとても品の良い感じがした。ゴールドの環のイヤリングもよかったのかもしれない。