ごった

色々書きます

 ドクター・フーのシーズン5エピソード5「肉体と石」を見た。今回はシュールじゃなく不気味だった。特にカウントダウンや嘆きの天使の音が印象に残った。

 

第5話 肉体と石

第5話 肉体と石

  • メディア: Prime Video
 

 

  まず言いたい。キスするんだ!?ドクターも戸惑っていたけど、ぼかぁたまげたね。ドクターは確かにかっこいいし優しいから、the other oneとの結婚に乗り気じゃないなら、そりゃもうね、好きになっちゃうでしょう。仕方ないでしょう。「宇宙史上最も重要なのは君の問題だ」なんて思わせぶりなこと口にするようなエイリアンですもんね。いやしかし、キスはちょっと、エイミーの14年間を知らないけれど、ここまでの二人の関係からすれば、早過ぎるうえに少し裏切りのように感じたり。ドクターは僕は人間じゃないからと断っていたけど、人間好きで同情心のある所を鑑みると案外常識人なのかもしれない。

 私は今のエイミーとドクターの関係の軸に、7歳のアメリアとドクターがある所を好ましく思っている。だから酸素の森でドクターがエイミーを残して探索に行く場面はよかった。「すぐに戻る。約束だ」「いつもそう言う」「いつも戻る」のやり取りとか、一度離れたと思ったらすぐ手を握って存在を確認させるとか。アメリアの孤独の見えるこのシーンで、ドクターはエイミーの額にキスを贈っていた。だから最後のキスはエミリーの一方通行になっていたから、まあつまり、私は二人の恋愛が見たくないのかもしれない。今のところは。

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 時間の裂け目であるヒビはエイミーの時間と関係している模様。エイミーの結婚前夜を指すのかな。だけどそれはドクターの再び現われた時間とも重なっている(よね?)。いろいろなぞ。

 人工重力という謎の忘れてしまうような設定が終盤に見事に活きたのはさすがだったな。