ごった

色々書きます

コーエー定番シリーズ 金色のコルダ - PSP

コーエー定番シリーズ 金色のコルダ - PSP

  • 発売日: 2009/11/26
  • メディア: Video Game
コンクールの成績自体はいいが、親密度が全体に足りなさそうで少し難しいかもしれない。
クラシックってここ数百年のものじゃなかったとしたら果たして胸に響いたのかなとふと思った。意外と作曲家たちは最近の生まれなんだよね。ロックを聴かなくなってもっと経っていっても、普遍だったのかな。理解できたかな。

逆注目はつまり各キャラが日野の解釈で新しい音楽・世界と出会うってことなのね。逆注目もまた珠玉エンドなのには成る程理由があるんだな。火原にはそういう出会いを「きみ、すごいんだねぇ。尊敬しちゃうよ」と言えて、変化する早さや寛容さがある。音楽だけのエリートじゃないからか?でも大人だねえ。自分と違う変な音楽だけど、そういう世界もあるんだって段々知っていく過程は、一生懸命やってきてる若人の設定だからよりいいんだろうね。

しかし月森くん性格きつすぎてね……。独りよがりな演奏の批判をしていたけどアナリーゼとかしっかりしてるんでしょうねえ。

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でもこういうところがこのゲームの醍醐味だよね。昔のハードル高すぎるキャラ(葉月珪とか)を徐々に軟化させるのがね、やっぱり楽しいですよ。謎の苦行や辛辣さを初めに辿るからこそキャラが光るんだよ。だから合奏申し込まれるだけでやったぜ!のガッツポーズですわ。

「君は、人と合奏するのは、好きなのか?いや…なんでもない。アンサンブルは演奏の幅を広げるという。機会があったら、合わせてみていいだろうか?タイミングが合えば、だが」

とても遠回しな誘いだな、月森!ははは!
彼奴は感傷的なワルツで人を判断するので、この楽曲を弾けないと大変厳しい目を向けてくる。しかし今回の日野は激しい情熱を物悲しい曲で表現するタイプなのでとっくのとうに習得済みだった。だから台詞が変わっていて、いつか君はツィガーヌも弾けるだろうと言われる。

「君が演奏したら、きっと違う解釈になるのだろうけれど。それは少し聞いてみたい気もするな」

結果を示せばそれが自分の音楽性と違っても知りたいと言ってくれるんですよ!月森くんに君の音楽を聴きたいと言われる!コルダでは音楽を聞かせてくれないか、って告白ワードに相当すると勝手に思うわけよ。これはそれに潜在的に近接してますよ!?
そして月森くんはこの曲の解釈Bが好みのもよう。台詞がいくつかあって、2度目のがグッときてニヤリとした。

「俺はそうは弾かないだろう。…たぶん弾けないだろうし何度聞いてもそう思うだろう。君のそういう解釈を聞くと、悪くないと思うし…わりあい好きだとも思う」

ただ第2コン当日の「こう弾いてきたか。…悪くない」には、弾くの知ってたよね?!とつっこまずにいられなかった。

アイテム買えないし合奏も出来なくて困ったなぁと思っていたら、bp低い扱いを受けた。思わないことが起きるもんだね。

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でも知名度低いってどういうことや。私ここまで2位よ?納得いきません。

以下はじめて学内や町の人から聞いた情報。志水くんは中学のころ国際コンクールで優勝しているし、絶版のバッハの経本を持っているらしい。月森くんは美術か体育が苦手らしい。