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先月、約12年お世話になったカウンセラーの先生とお別れした。その別れの前後に感情に任せて書いていたものをアップしておく。忘れてしまうからね。
サヨナラの前
そろそろ終わりだろうとは双方感じていたことだと思う。数ヶ月前から決まっていたことで終わりに向けて準備してきた。仕方ない、そういう縁だったのだから。それ以上の理由を見つけられない。
サヨナラの後
泣きたくなかった。でもダメだった。当たり前なことに。
祖父たちを失ったのとは違う。合意の上での別れだ。
生きていけるだろう。生きなければ。
多分連絡はしない方がいいのだ。
私のことを名前で呼んでくれる人がまた1人減った。
私の一番変わっていく時期を、その成長を見られてよかったと言ってくれた。先生ではみられないほどの状態にならないでよくがんばったとも。これからまだまだ伸び代だよとも。本当は私が働き始めるあたりまで見届けたかったらしい。
見ていてくれて、そう言ってくれて、そんな人が私にいて、だから生きていけるだろうと思うのに口に出せなかった。なんか全然言葉が足りなかった。